米国民の約8割が将来に悲観的。それでもインデックス投資を続ける理由です


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はじめに|40歳リタイア勢が語る「誰も教えてくれないお金の話」です

皆さんおはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や身近な人がなかなか教えてくれない「へぇ~と思えるお金の話」をお伝えしています。

私は40歳でリタイアしましたが、特別な才能があったわけではありません。
ただ、長期で資産形成と向き合い、余計なことをしなかっただけです。

今回は、「米国民の多くが将来に悲観的」というニュースをもとに、
それでもインデックス投資を続ける意味について考えていきます。

参考サイト

https://jp.wsj.com/articles/are-you-an-economic-optimist-or-a-pessimist-take-our-poll-to-find-out-70cf914e?mod=hp_featst_pos3

(出典:THE WALL STREET JOURNAL)


米国民の6割は現状に満足、しかし将来には悲観的です

2024年11月17日、ウォール・ストリート・ジャーナルとシカゴ大学が実施した世論調査が話題になりました。

調査結果によると、

  • 米国民の62%が現在の経済状況に満足
  • 一方で、77%が将来の経済に悲観的

という、少し不思議な結果が出ています。

「今は問題ないが、将来は不安」
こう感じている人が非常に多いということです。


なぜ現状満足でも将来に不安を感じるのかです

調査では、こんな声が多く見られました。

  • 自分の生活には満足しているが、子ども世代の将来が心配
  • 経済成長が今後も続くとは思えない
  • 今がピークなのではないかという感覚

つまり、「今はいいが、この先も同じとは限らない」という不安です。
これはアメリカに限らず、多くの国で共通している感覚だと思います。


それでもアメリカは経済大国であり続けています

アメリカはGDP、イノベーション、通貨発行力、資源、地政学的優位性など、
依然として強い要素を多く持っています。

2015年、投資の神様ウォーレン・バフェット氏はこう語っています。

「アメリカ人の生活水準は、私が生まれた1930年から実質6倍になった」

2025年現在、その数字はさらに伸びています。
不安はあっても、長期的には成長してきた歴史があるのも事実です。


インデックス投資の本質は「当てること」ではありません

ここで大切な視点があります。
インデックス投資は、
「儲けるための投資」ではありません。

本質は、資産の価値を目減りさせないことです。

どこが割高か、いつ暴落するか。
それを正確に当て続けられる人は、ほとんどいません。

明日の株価が分かる人はいません。
私にも分かりません。


米国株が割高でも、気にしなくていい理由です

「米国株は割高だ」と言われることがあります。
確かにそうかもしれません。

しかし、

  • 割高がいつまで続くのか
  • どこで下がるのか

これを事前に分かる人はいません。

だからこそ、予想しない投資であるインデックス投資が有効なのです。
バイ・アンド・ホールドで、淡々と続ける。
それだけでいいのです。


暴落はいつか必ず来ます。それでも問題ありません

株式市場は、いつか必ず下落します。
アメリカ株だけが永遠に上がり続けることはありません。

ただし、

  • いつ下がるか
  • どれくらい下がるか

これは誰にも分かりません。

暴落を予言する人はいますが、ほとんどが後付けです。
当たったときだけ声が大きくなるのです。


大切なのは「資産を使う時期」です

長期投資に回すお金は、
15年後、20年後などに使うお金です。

明日30%、40%下がっても問題ない金額だけを投資に回す。
これが鉄則です。

短期の値動きに振り回されず、
経済の成長についていく。

これが、私が40歳でリタイアできた理由の一つです。


まとめ|不安があるからこそ、考えすぎないことです

今の景気が良くても、将来が不安。
それはごく自然な感情です。

だからこそ、

  • 予想しない
  • 触りすぎない
  • 続ける

この姿勢が大切です。

少し楽観的に、経済の成長を信じてついていく。
それが、インデックス投資の最大の強みです。

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