ゴールドは本当に長期投資に向いているのか?|40歳リタイアした私が考える金投資の現実的な役割
ゴールドは本当に長期投資に向いているのか?|40歳リタイアした私が考える金投資の現実的な役割
はじめに|ゴールド投資は誰にでも必要ではありません
このチャンネルでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない、身近で「へー」と思えるお金の話をお伝えしています。
私は40歳でリタイアしましたが、その経験から一人でも多くの人に「お金に困らない人生」を送ってほしいと考えています。
今回のテーマは「ゴールドの長期視点」です。
最初にお伝えしておきますが、ゴールド投資は全員がやるべきものではありません。
特に、新NISAで低コストの全世界株のインデックスファンドを長期積立しているだけ、という方にとっては必須の投資ではありません。
本記事は、すでにある程度資産形成が進み、将来のお金に対する不安がかなり減ってきた方に向けた内容です。
エンタメとして、参考程度に読んでいただければと思います。
株式は「成長」を信じる投資です
株式投資は、企業の集合体に投資する行為です。
配当や利益成長による複利効果が期待でき、長期的には世界経済の成長を信じる投資とも言えます。
これから資産を作っていく段階の方にとっては、株式インデックス投資(全世界株)が最優先になる理由はここにあります。
長期で見れば、株式は非常に強い資産です。
一方で、資産が増えてくると別の悩みが出てきます。
それが「守る資産」の存在です。
ゴールドは「守るための資産」です
ゴールドは配当も利息も生みません。
それにもかかわらず、何千年もの間、人類は金を価値あるものとして扱ってきました。
理由はシンプルです。
量が限られているからです。
紙幣は国が価値を保証していますが、理論上はいくらでも刷ることができます。
一方で、金には埋蔵量の上限があります。
この「増やせない」という特性が、金を無国籍通貨のような存在にしています。
中央銀行が金を買い続ける理由
近年、特に新興国を中心に中央銀行が金の保有量を増やしています。
これはドル依存を減らす、いわゆる「ドル離れ」の流れです。
中央銀行という圧倒的な資金力を持つ存在が買い続けることは、金価格の下支え要因になります。
個人投資家がいくら売買しても、この流れに逆らうことはできません。
ただし、将来もし中央銀行の金購入が止まれば、価格下落の要因になる可能性もあります。
この点は常に意識しておく必要があります。
金価格を左右するのは円ではなくドルです
日本に住んでいると、円安・円高に目が向きがちです。
しかし、金価格においてより重要なのは「ドルの動き」です。
ドル安が進む局面では、金の魅力は相対的に高まります。
利下げが進めば債券の利回りは低下し、利息を生まない金でも不利ではなくなります。
その結果、金へ資金が流れやすくなるのです。
ゴールドは万能ではありません
誤解してはいけないのは、ゴールドが「下がらない資産」ではないという点です。
株式市場が大きく崩れる局面では、金も一緒に売られることがあります。
投資家心理が極端に悪化すると、換金のためにあらゆる資産が売られるからです。
短期的には大きな下落も十分あり得ます。
ゴールドを持つなら「割合」がすべてです
私個人の考えでは、ゴールドはサテライト資産として考えるのが現実的です。
ポートフォリオの5%〜10%未満程度であれば、分散効果として意味があります。
価格が上がりすぎたら一部利益確定をする。
下がれば割合が減る。
このバランスを整えることが重要です。
ゴールド投資が向いている人・向いていない人
ゴールド投資が向いているのは、
・すでに生活費の20〜30年分が確保できている
・資産形成のゴールが見えている
・守りを意識し始めた人
逆に、これから資産を作る段階の人には優先度は高くありません。
まとめ|ゴールドは「余裕ができてから考える資産」です
ゴールドは夢のある資産ではありません。
地味で、面白みに欠ける投資です。
しかし、長期視点で見ると、中央銀行の動きや通貨の信頼性という観点から、一定の役割を果たします。
あくまで資産形成が進んだ人のための「守りの選択肢」です。
投資は自己責任です。
自分の資産状況と目的に合った使い方をしてください。
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