【投資の出口戦略が最重要】40歳リタイア実践者が語る「資産をどう使うか」の現実的な考え方

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はじめに|投資で本当に大切なのは「出口」です

このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない、身近で「へー」と思えるお金の話を発信しています。
運営しているのは、40歳でリタイアした私、鼻つぶれぱぐ男です。

多くの方が「どうやって投資を始めるか」「何を買うか」という入口には真剣ですが、

実はそれ以上に大切なのが出口戦略です。

お金は、貯めるだけでは意味がありません。
使ってこそ価値があるのです。


投資の出口とは何か?配当も立派な出口です

投資の出口というと、「いつ売るか」「いくらで売るか」を想像する方が多いと思います。
しかし、もっとシンプルに考えていいのです。

たとえば、配当金を1円でも使うこと
これも立派な出口戦略です。

金額の大小は関係ありません。
「投資したお金が、自分の生活に役立った」という体験そのものが大切です。


私は40歳でリタイアし、すでに出口フェーズにいます

私は40歳でリタイアしており、すでに資産の取り崩しフェーズに入っています。
多くの方が60歳以降に迎える出口を、少し早めに実践しているような状態です。

だからこそ、これから資産形成をする方にとって、
「出口をどう考えているか」は参考になる部分もあると思います。


現在の基本方針|新NISAとiDeCoは埋める

まず現時点では、

  • 新NISAの非課税枠は可能な限り埋める
  • iDeCoは継続して満額拠出

これが基本方針です。

商品選びの詳細はここでは省きますが、
長期運用においては「非課税で運用できる枠を優先する」ことが重要です。


生活費はどこから出しているのか?

現在の生活費は、

  • 特定口座で運用しているサテライト資産
  • 相場の状況を見ながら売買している資金

この部分から捻出しています。

正直に言うと、これはアクティブ投資です。
再現性は低く、誰にでもおすすめできる方法ではありません。

多くの方は、
仕事という人的資本からの収入で生活し、投資は長期運用
この形が最も確実です。

私は、暗号資産も持っております。

もし、申告分離課税になり、1BTCが1億円ぐらいになったら、分割で出していこうと思っています。


60歳前後の出口戦略|iDeCoは一度「守り」に入る予定です

60歳が近づいたら、iDeCoについては慎重に考えています。

具体的には、

  • 受給の1年ほど前にスイッチングで一旦定期預金化
  • 大きな暴落リスクを避ける
  • 退職所得控除を使って一時金で受け取る

株式は上がる可能性もありますが、
直前の暴落は取り返しがつきません。

1年分のリターンより、元本を守る判断を優先します。


iDeCo受給後は分割とバランス型を検討しています

一時金で受け取った後は、

  • 特定口座で管理
  • バランスファンドなどを活用
  • 必要な分だけ分割で取り崩す

減ることによる精神的ストレスを避けるため、
ガチャガチャ動かさず、穏やかに使う予定です。

一時金で受け取らなかったiDeCoの残り分は、

年金受取になります。

iDeCo内では、株式のインデックスファンドで運用しながら、

最大20年間の受け取りで分割で受け取る予定です。


年金・債券・小規模企業共済も出口の選択肢です

出口は一つではありません。

  • 公的年金(繰上げ・繰下げ含め検討)
  • 米国債券の満期償還資金(60~65歳で1年ごとに受取設定済み)
  • 小規模企業共済の受取(iDeCoは60歳で退職職控除で受け取りなので、70歳以降の受け取りです)

これらを税金・社会保険料とのバランスを見ながら組み合わせていきます。


新NISAは最後の砦として残します

私の中で、新NISAは最後の砦です。

  • できる限り使わない
  • 他の資産が枯渇した場合のみ取り崩す

妻の資産についても同様で、
特定口座 → iDeCo→NISAの順で使う想定です。


出口戦略は「今から考える」ことが大切です

法律や制度は変わります。
完璧な計画は立てられません。

それでも、

  • どの資産から使うのか
  • 非課税枠はどう守るのか
  • 税金をどう抑えるのか

これを今から考えておくことが、将来の安心につながります。


まとめ|投資は「出口」まで考えて完成です

投資は、増やして終わりではありません。
どう使うかまで考えて、初めて完成します。

入口より出口。
これを意識するだけで、資産形成の質は大きく変わります。

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