40歳セミリタイアのリアル資産報告会|半年ごとに確認する理由と資産が13%増えた背景を解説します
はじめに:40歳でリタイアした私の資産管理ルール
このブログでは、金融機関が教えてくれない“身近で大切なお金の話”を、40歳でリタイアした私・鼻つぶれぱぐ男がお届けしています。
一人でも多くの人がお金に困らない人生を送れるように、日々の気づきを発信しています。
今回は、半年に一度行っている 「資産報告会」 についてお話しします。
読者の皆さんに金額を細かく公開するわけではありませんが、資産管理の考え方やリタイア生活での気づきをぜひ共有できればと思います。
なぜ半年ごとに資産報告会をしているのか
私は40歳でセミリタイアし、今年で4年目です。
現在は資産を取り崩しながら生活していますが、資産状況を定期的に確認しないと、気づかないうちに生活にゆとりがなくなったり、投資比率が狂ったりする可能性があります。
また、家族の安心のためにも、半年に一度は妻に資産状況を説明する「資産報告会」を行っています。
報告会のタイミング
- 4月末を基準に計算
- 10月末を基準に計算
この2つの時期に資産を集計し、必要に応じてリバランスを行います。
月ごとにガチャガチャ動かすのではなく、半年に一度まとめて確認する方が精神的にも安定しますし、長期投資との相性も良いです。
今回の結論:資産は半年前から13%増でした
金額は控えますが、10月末時点の総資産は半年前に比べて 13%増 でした。
資産を取り崩しながら生活し、なおかつ税金などの支払いもあった中での13%増は、自分としては十分満足しています。
とはいえ、普通にインデックスファンドだけで運用していた人の方が、もっと増えていると思います。
4月末〜10月末の株式市場は好調でしたから、インデックス中心の方は20〜25%ほど伸びていた可能性があります。
私はサテライト部分の一部を現金化したため、コア投資のみのインデックス投資家より成績が落ちていますが、「誰かと競争する必要はない」 と割り切っています。
資産が13%で満足している理由
リタイア後の資産運用で最も大切なのは、
「インフレに負けないこと」
です。
例えば、物価が半年で10%上がったとしたら、資産も最低10%は増えていないと資産価値が目減りしていることになります。
今回の13%増は、生活費を出しながらもインフレを考慮してプラスにできたため、合格点だと思っています。
投資方針:リタイア後は無理をしない
短期的な株価の動きに振り回され、無理にリスクを取る必要はありません。
特にリタイア後は、
- 株価が50%下落したら精神的に耐えられるか
- 現金比率は適切か
- 為替リスクに偏りすぎていないか
こうした視点が重要になります。
私は、株式を100%で持つほどの攻め方はしておらず、状況に応じて現金比率も調整しています。
今回6月頃に「少し気な臭いな」と感じ、サテライト部分を現金化した結果、全体リターンは落ちましたが、精神的には非常に安定しました。
ゴールド・仮想通貨の動きとリバランス
今回の半年間ではゴールドが上昇したため、一部を売却してリバランスしました。
また、暗号資産(ビットコイン)は10月まで強い上昇でしたが、11月に入って調整が入り、ボラティリティの高さを改めて実感しました。
このように、サテライト部分は市場を見ながら調整していますが、新NISAの長期枠は一切触らず、完全ホールド です。
妻の資産も堅調に増加
妻の投資口座はすべてインデックスファンドで運用しており、今回の資産報告では大幅な増加となりました。
特に前回の半年では「株安 × ドル安」のダブルパンチで大きく減っていましたが、今回は株高の影響で +150% と大きく回復しました。(前回時は+60%だった)
やはり長期投資は
「稲妻の輝く瞬間に市場に居続けること」
が最も重要です。
新NISAは世界株をコツコツで十分
新NISAは15〜20年後に使う資産です。
短期的に「米国が高値だ」「新興国が強い」などの情報で振り回されず、
- オルカン(全世界株)
- S&P500(米国株)
このどちらかをコツコツ積み立てれば十分です。
市場から離れること=最大のリスク
短期的に売買していると、「稲妻の輝く瞬間」を取り逃し、大きなリターンを逃す可能性が高くなります。
おわりに:また半年後の報告に向けて淡々と積み立てます
今回も無事に資産報告会が終了し、また半年間淡々と生活できる安心感を得られました。
リタイア後の資産運用は、焦らず、無理せず、淡々と続けるのが一番です。
皆さんも今日も1日、お気をつけていってらっしゃいませ。
#セミリタイア生活
#資産報告
#インデックス投資
#新NISA
#長期投資の基本
#FIRE後の暮らし
#資産形成
#投資初心者向け


