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長期投資の結論はシンプル。「インデックスファンド一択」で良い理由を徹底解説します

長期投資の結論はシンプル。「インデックスファンド一択」で良い理由を徹底解説します

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はじめに:長期投資はシンプルでいいのです

このチャンネルでは、金融機関が教えてくれない“本当に身近で大切なお金の話”を、40歳でリタイアした私・鼻つぶれぱぐ男がお届けしています。
一人でも多くの人がお金に困らない人生を歩めるよう、日々の気づきを発信しています。

今回のテーマは 「長期投資はインデックスファンド」 という、極めてシンプルで本質的な話です。

野村HDの「プライベート資産」強化報道について

参考サイト

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-10-23/T4K66TGOYMTC00

(出典:Bloomberg)

2025年10月23日のブルームバーグ記事によると、野村ホールディングスはプライベート資産を組み込んだ投資商品の販売を今後強化する方針を示しました。

未公開株、非上場企業の債券、不動産など、一般投資家が普段触れられない“限定商品”を提供していくという内容です。

しかし結論として、こうした商品は長期投資家にとって ほぼ不要 です。

理由は明確で、
・中身が見えにくい
・手数料が高い
・リスク説明が複雑
・成果より販売側の利益が優先されやすい

からです。

ウォール街の名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」でも、ヘッジファンドやプライベートエクイティなどは“高い手数料だけが残り、個人投資家に利益は残りにくい”と指摘されています。

まさにそのとおりです。

“特別感”や“限定感”に弱いと危険

参考サイト

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB07BHJ0X00C24A8000000/

(出典:日本経済新聞)

プライベート商品は「ここだけの話」「富裕層向け」「普通の人は買えない」といった雰囲気で売られやすく、投資初心者ほど魅力的に見えてしまいます。

しかし、こうした“限定商品”は中身がブラックボックス化しがちです。
投資の大原則は 「自分が理解できないものには手を出さない」 ことです。

長期投資の本質は「わかるものを、低コストで、淡々と」

では、長期投資で選ぶべきものは何か?
答えは インデックスファンド です。

理由は以下の通りです。

①何に投資しているか明確

S&P500ならアメリカの500社、
オルカン(全世界株式)なら約47カ国・約2500銘柄。
内容がはっきりしているから安心できます。

②低コスト

長期投資は「手数料の差」が最終的な資産額に大きく響きます。
高コスト商品は、投資家より販売側が儲かるよう設計されています。

③30年〜40年という超長期に最適

新NISAの投資枠を埋めるだけでも1800万円。

夫婦なら3600万円。
これだけの枠を 安全かつ効率的に増やすには、インデックスが最適解 です。

オルカンの基礎知識を改めて整理

意外と知られていないため、ここで一度整理しておきます。

  • オルカンは 47カ国 に投資
  • 2500銘柄(世界全体の時価総額85%)
  • 中型・大型株のみ(小型株は含まない)
  • 小型株まで含めたい場合は VT(約8~9000銘柄)

こうして見ると、オルカンだけでも十分すぎるほど分散が効いています。
「どこが成長するか分からない未来」に対して最も合理的な投資先です。

投資初心者にこそ必要なのは「商品理解」

投資で大切なのは、「自分が何を買っているのかを理解すること」です。
インデックスファンドは説明可能性が高く、長期投資での成功率も高いです。

一方でプライベート資産や複雑なパッケージ商品は、
理解が難しく、パフォーマンスより手数料負担が大きくなりがちです。

結論:長期投資はインデックスファンドで十分

新NISA制度を使い、インデックスファンドをコツコツ積み立てて30〜40年保有する。
これだけで、老後資金の形成は十分可能です。

 

ちなみに新NISA制度で毎月5万円を30年間積立で(年利5%)

1800万円が約4100万円になります。

大きな金額です。

インデックス投資は地味ですが、
「わかる商品を、低コストで、長く持つ」
という最も再現性が高い戦略です。

余計な商品に惑わされず、今日も淡々と積み立てていきましょう。

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