
インデックスファンドは複利効果を最大化し、最強です|高値・安値を気にせずBuy&Holdを貫く理由
はじめに
皆さんおはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルは、金融機関や周りの人が教えてくれない「へー」と思えるお金の話を、40歳でリタイアした私が発信しています。
一人でも多くの人がお金に困らない人生を送ってもらうための情報発信です。
今回は「インデックスファンドの複利と積立投資の考え方」についてお話ししていきます。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、世界や米国などの「市場平均」にそのまま乗ることができる金融商品です。
全世界株式やS&P500といった指数に連動し、個別株を選ばずに着実な資産形成を目指すことができます。
現在は日本でもインフレ局面に入り、日本円の価値が下がる時代に突入しています。
現金だけを持っていると資産が目減りする可能性が高くなっています。
そのため、インフレに勝つ手段としてインデックス投資が注目されています。
インデックスファンドの複利効果とは?
代表的なインデックスファンドであるeMAXIS Slim全世界株式やS&P500は、配当金や分配金を自動的に再投資しています。
これによって、受け取らない配当金がそのままファンド内で再投資され、次の利益を生み出す原資となります。これが「複利効果」です。
複利は「時間」が最大の武器になります。
途中で売却してしまうと、せっかく再投資した元本がリセットされてしまいます。
長期的に持ち続けることで、複利効果は雪だるま式に大きくなっていきます。
インデックスファンドは高値で売って、安値で買いなおすべき?
質問でも「今は高値だから一度売って安くなったら買い直したい」という意見がありました。
しかしインデックス投資においては、将来の高値や安値を予測する必要はありません。
なぜなら「市場平均をそのまま買う」ことが目的だからです。
短期投資やサテライト投資であればタイミングを狙うのも良いですが、
長期資産形成のコア部分ではBuy&Holdが基本です。
過去のデータを見ても、途中に大きな下落はあるものの、長期間では右肩上がりで成長してきました。
積立は状況に応じて、金額を変更するべき?
積立投資をしていると「今は高いから積立額を下げようかな」と迷うことがあります。
しかし、一度積立額を下げてしまうと、人間の心理として上げにくくなります。
安値になった時に積立額を戻せないというケースが多いのです。
積立投資は安い時に多くの口数を買い、高い時には少なく買う「ドルコスト平均法」が自然に働きます。
だからこそ、毎月無理のない金額で淡々と続けることが大切です。
投資で不安にならないためには?
Buy&Holdや積立投資は非常に有効な手法ですが、生活に支障が出るほどの投資額では逆に不安になります。
「何があってもこの現金があれば安心できる」という最低限の現金は持っておくべきです。
まとめ
長期投資は継続が何より大事です。
精神的に不安になるレベルまで投資額を増やしてしまうと途中でやめてしまい、複利効果が最大化されません。
自分の許容範囲を意識して投資することが大切です。
インデックスファンドは市場平均にそのまま乗ることができるシンプルで強力な手法です。配当金は再投資され、複利効果が働きます。
高値・安値を気にせず、Buy&Holdを貫くことで長期的には大きな成果につながります。