
初心者向けビットコイン投資の始め方|安全な取引所選びと長期保有のポイント
はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
今回は、リスナーさんからいただいた「暗号資産の投資方法」についてお答えします。
ビットコインの買い方や取引所選び、長期保有の考え方について解説します。
暗号資産はまだ日本では投資している人が少なく、正しい知識や情報が不足しがちです。
特にビットコインは世界的に注目される一方で、ボラティリティ(価格変動幅)が大きく、短期売買には大きなリスクがあります。
そこで今回は、初心者が安全に暗号資産投資を始めるための基本をお伝えします。
暗号資産投資の基本方針
小額から始める
まず大前提として、暗号資産は小額から始めるのがおすすめです。
価格が急変することも珍しくなく、場合によっては数ヶ月で60%以上下落することもあります。
総資産の1〜3%程度を目安に、余裕資金で始めることが重要です。
レバレッジ取引は避ける
レバレッジを使えば少ない資金で大きな取引ができますが、同時に損失リスクも拡大します。
初心者は特に、現物取引のみに絞りましょう。
安全な取引所の選び方
日本国内では、ビットフライヤーやコインチェックなど、大手で金融庁登録済みの取引所がおすすめです。
私は現在、楽天ウォレットやコインチェックを利用しています。
国内取引所であれば、日本円の入出金がスムーズで、税金計算もしやすいメリットがあります。
注意点として、海外の無登録取引所はトラブル時の対応が難しく、税務処理も複雑になるため避けるべきです。
ビットコインの特徴と将来性
ビットコインは暗号資産の中で最も取引量が多く、「デジタルゴールド」とも呼ばれます。アメリカではETF(上場投資信託)も承認され、401K(確定拠出年金)での運用も可能になりそうです。
世界の金融市場で正式に認められつつある点は、日本の状況とは大きく異なります。
また、ビットコインは約4年ごとに「半減期」が訪れ、翌年は価格が大きく動きやすい傾向があります。
ただし、半減期後に必ず上昇するわけではなく、下落する年もあるため注意が必要です。
長期保有戦略の考え方
インデックス投資と同じ感覚で
長期保有を前提にすれば、一時的な価格変動に一喜一憂する必要はありません。
インデックス投資と同様に、一定額をコツコツ積み立てる方法が有効です。
税金対策を意識する
暗号資産の売却益は雑所得として総合課税されます。
税率は所得に応じて変わるため、一度に売却すると高額な税金が発生する可能性があります。
長期保有しつつ、少しずつ売却して確定申告で調整する方法が有効です。
投資額とポートフォリオのバランス
総資産の1〜3%を暗号資産に充てるのが無難です。
例えば総資産が100万円なら1〜3万円、1000万円なら10〜30万円程度を目安にしましょう。
これなら万一価値が半減しても生活への影響は小さく、精神的にも安定して投資を続けられます。
まとめ
暗号資産はハイリスク・ハイリターンな投資対象です。
- 小額から始める
- レバレッジは使わない
- 国内大手取引所を利用する
- 長期保有を前提にコツコツ積み立てる
- 税金対策も忘れない
この5つを守れば、価格変動に振り回されず、資産の一部として暗号資産を取り入れることができます。
世界的には暗号資産の制度整備が進み、日本でも今後ETFなどが登場する可能性があります。
焦らず、自分のペースで学びながら取り組むことが大切です。