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選挙と株価の関係を気にしすぎない理由 ~長期投資に必要な視点とは~

選挙と株価の関係を気にしすぎない理由 ~長期投資に必要な視点とは~

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はじめに


こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない、思わず「へぇ~」と言いたくなるようなお金の話を、40歳でリタイアした私が日々の配信でお届けしています。

本日のテーマは、「選挙による日本株への影響」についてです。


選挙の影響は一時的。長期的には気にしない

まず結論から言います。

選挙や首相交代といった政治的イベントが日本株に与える影響は、短期的にはあるかもしれませんが、長期的にはほとんど関係ないと考えています。

現在のように自民党が過半数を割って他党と連立を模索する不安定な政治状況や、

石破首相の去就問題、関税の引き下げ発言など、政治の動きはたびたび株価に影響を与えます。

ですが、それらは「一時的なノイズ」にすぎないと私は思っています。


株価の上下よりも「業績」が大事です

個別株を買うときに一番大切なのは、「企業の業績」です。
もちろん、株価が下がって割安になったタイミングで買うという手法もありますが、

長期的に持つつもりであれば、短期の値動きに一喜一憂する必要はありません

たとえば、自分が普段から使っていて「これからも使い続けるだろうな」と思える商品やサービスを提供している企業は、長期的に応援したくなりますよね。
そういう企業の株を、自分が納得できるタイミングで買えばいいのです。


選挙やニュースに振り回されない投資スタイル

「選挙だから株が下がるかも」
「首相が交代するから不安」
そう思ってしまう人は多いと思いますが、20年後、30年後に使うお金のための資産形成であれば、目先の変動にとらわれる必要はありません。

未来に何が起こるかなんて、誰にもわからないのです。

過去のデータがあっても、それが未来にも当てはまるとは限りません。


日経平均・TOPIXの動きと外国人投資家

日経平均株価やTOPIXなどのインデックスは、日本国内よりも海外の機関投資家の動きに強く影響される傾向があります。
つまり、アメリカの経済が下がると、日本の大型株もつられて下がりやすいという特徴があります。

一方で、中小型株やインデックスに組み込まれていない企業の株は、連動性が低いこともあります。

そういった銘柄を狙うのも一つの手です。


投資家の夏休みと「夏枯れ相場」

8月・9月のいわゆる「夏枯れ相場」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これは、海外の投資家が夏休みで市場から離れるため、取引量が減り、株価が停滞するという現象です。

でも、日本の個人投資家は夏でも変わらず取引をしています。

つまり、世界全体の流れに引っ張られるのが大型株であり、長期目線で見ればそこに振り回される必要はないということです。


長期投資ならオールカントリーやS&P500でもOK

投資初心者の方や、情報に翻弄されやすい方には、**全世界株(オールカントリー)**のようなインデックス投資がおすすめです。

分散されていて、どの国が成長しても恩恵を受けられる仕組みです。

もっとアメリカが今後も中心になると感じるなら、S&P500に投資するのも良いでしょう。

ただし、「過去の成績が良いからS&P500にする」という単純な理由だけで選ぶと、下落時に「やっぱり間違えたかな」と不安になりやすいです。
自分の納得できる理由で選ぶことが、継続的な投資には欠かせません。


まとめ:ニュースに踊らされず、自分の投資方針を守る

短期的なニュースやイベントで株価は動くかもしれませんが、それに一喜一憂しても長期的なリターンにはつながりません。

投資は「確率の世界」です。
市場の平均をとるためにインデックス投資を選び、自分が使う商品・サービスを信じて企業に投資する。
それこそが、お金に困らない人生を築くための第一歩になるのではないでしょうか。


ということで、今日も読んでいただきありがとうございました。
選挙があっても、首相が変わっても、あまり気にせず、自分の投資の軸を持ち続けていきましょう。
それでは、いってらっしゃい!


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