iDeCoのデメリットはむしろメリット?40歳でリタイアした私の本音

ごあいさつ
おはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
今回は「世間で言われているiDeCoのデメリットは、私にとってはむしろメリット」というテーマでお話しします。
私自身、40歳でリタイアしてから多くの方に「どうやったらお金に困らない人生が送れるのか?」という質問を受けてきました。その中でも特に話題にあがるのが「iDeCo(イデコ)」です。
iDeCoは節税と資産形成の王道
「節税とか勉強したくないけど老後資金が不安…」という方、多いと思います。
そんな方には、新NISAでいいです。
でも、私があえてすすめるなら、間違いなくiDeCoです。
なぜかというと、iDeCoは以下のような強力な節税メリットがあるからです。
- 掛金が全額所得控除
- 運用益が非課税
- 受取時にも退職所得控除などがある
- 長期積立・分散投資に向いている
特に、所得控除のインパクトは大きく、高所得者ほど節税効果が高くなります。
デメリットは本当にデメリット?
世間では「iDeCoのデメリット」とされる点がいくつかありますが、実はその多くが勘違いか視点の違いにすぎません。
ここからは、私が「むしろメリットだと思うポイント」を紹介します。
1. 60歳まで引き出せない
これはよく言われるデメリットですが、私は「むしろ引き出せないからこそ良い」と考えています。
資産形成の目的が老後資金であるなら、途中で使えないという制限は自己防衛の仕組みです。
2. 口座管理手数料がかかる
月額で171円(うち66円は必須)程度の手数料がかかりますが、月々105円の掛け金手数料は年に一度の拠出に変更することも可能です。
しかし、60歳までの引き出しができないための手数料や自己破産しても、没収されない事を考えれば、安いかなと思います。
3. 運用リスクがある
当然ながら投資にはリスクがあります。でも、15年〜20年以上の長期運用であれば、インデックス投資を中心にすればマイナスになる確率はかなり低いと言われています。
暴落が怖い方は、リタイア間近になったら預金や債券型に「スイッチング」すればリスクも抑えられます。
4. 制度が少し複雑
たしかにiDeCoの仕組みは少し複雑です。しかし、それも最初に少し勉強するだけで十分理解可能です。むしろこの程度で「複雑だからやらない」となる方は、他の投資でも苦労する可能性があります。
どんな人に向いているのか?
ChatGPTにも聞いてみたところ、以下のような人が向いているとされていました。
- 高所得の会社員(控除効果が高い)
- 自営業者(拠出額が大きい)
- 老後資金に手を付けずに済む人
- 主婦(条件付きでOK)
特に高所得者にとっては節税メリットが大きく、自営業者なら拠出限度額も高いため、iDeCoの恩恵をフルに受けられます。主婦の方でも、株式売却益などがある方はしっかり控除に使えます。
最後に
iDeCoは決して「万能な制度」ではありません。でも、ちゃんと理解して使えば、とても強力な資産形成ツールです。
デメリットに見える部分も、実は「資産を守るための仕組み」だと考えることができます。
「勉強は苦手だけど老後資金は不安」という方は新NISAでも良いでしょう。
しかし、「お金に強くなりたい」「お金に困らない人生を送りたい」という方は、iDeCoは一度真剣に向き合ってみる価値がありますよ。