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円建て商品で十分?外貨投資と比較するメリット・デメリット

円建て商品で十分?外貨投資と比較するメリット・デメリット

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はじめに

こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。

本日は「最近、円建て商品で十分では?」と感じていることについてお話しします。

外貨建て投資のメリットもありますが、円建て商品の選択肢が充実してきたため、改めてその利便性を考えてみたいと思います。


円建て商品の選択肢が充実

近年、日本国内の金融市場では、円建てで購入できる投資商品が大幅に増えています。

例えば、S&P500に連動する商品であれば、eMAXIS Slim S&P500や国内ETFの1655など、コスト面や手軽さの面で非常に魅力的な選択肢が揃っています。

かつては、米国株に投資するならVOOやIVVなどの海外ETFを直接購入するのが主流でしたが、今では日本の証券会社を通じて円建てで同様の投資ができるようになっています。


外貨建て投資との比較

では、円建て商品と外貨建て商品ではどのような違いがあるのでしょうか?

1. 信託報酬と実質コスト

外貨建てのVOO(バンガード社のS&P500 ETF)は信託報酬が0.03%と非常に低コストです。

一方で、eMAXIS Slim S&P500も信託報酬0.09372%とかなり抑えられています。

また、年次報告書で確認できる実質コストを比較しても、日本の投資信託のコストは大幅に改善されてきています。

2. 為替リスクの有無

「円建てだから為替リスクがない」と勘違いされることもありますが、

実際には円建てのS&P500投資信託でも為替変動の影響を受けます。

為替ヘッジありの商品もありますが、ヘッジコストがかかる点には注意が必要です。

3. 購入の手軽さ

日本国内の投資信託なら、100円から購入可能で、積立投資も容易です。

一方で、VOOなどの海外ETFは一株単位(約400ドル、約6万円)での購入となり、少額から始めるにはハードルが高いといえます。

4. 分配金の扱い

国内投資信託の場合、分配金は自動的に再投資されるため、資産形成中の人には効率的です。

一方、VOOなどの海外ETFでは分配金が直接支払われるため、再投資を行うには手動で買い付ける必要があります。


まとめ

現在、円建て商品はかつてないほど選択肢が広がり、投資コストも低くなっています。

外貨建て投資のメリットもありますが、手数料や為替リスクを考慮すると、円建てで投資するのも十分に合理的な選択肢といえます。

皆さんも、ご自身の投資スタイルに合った方法を選んで、効率的な資産運用を目指してください。

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