投資の出口戦略を考える:私の現在のプラン
はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周りの人が教えてくれない、身近で使えるお金の話を発信しています。
今回は、「投資の出口戦略」についてお話しします。
40歳でリタイアし、労働収入がゼロの私が、どのように資産を活用して生活しているのかを具体的にお伝えします。
出口戦略を考える理由
資産運用の出口戦略を考えることは、将来の生活設計を見据えるうえで重要です。
投資を始めたときの計画と現状が一致しないこともありますが、ある程度の方向性を持つことで安心感が生まれます。
私の場合、40歳でリタイアしたため、収入の大半を資産の取り崩しで賄っています。
法律や税制の変更、予期せぬライフイベントもあるため、柔軟な計画が必要です。
55歳までの計画:配当金+サテライトのキャピタル
まず、43歳の現在から55歳までの約12年間の戦略です。
この期間は、日本株や米国株の配当金+サテライトでのキャピタルで生活費をまかないます。
私は増配が期待できる銘柄を選び、安定したインカムゲインを得ることを目指しています。
サテライトで旬のセクターに投資し、キャピタルゲインも生活費に充てていきます。
勿論、この間も新NISA制度やiDeCoに投資は継続していきます。
55歳から60歳:非課税期間終了後の対応
55歳から60歳にかけては、つみたてNISAの非課税期間が終了するタイミングです。
この時期に非課税期間終了分の資産を売却し、生活費に充てる予定です。
必要に応じて、妻のつみたてNISA資産も活用しますが、可能な限り温存したいと考えています。
出来る限り、妻の資産は残しつつ、私の資産を使っていきたいのです。
それは、相続の時にできる限り、相続税がかからないためです。
60歳~:iDeCoと米国債の活用と年金の繰り上げ請求
60歳になると、iDeCoの退職一時金を一部引き出し、生活費に充てる予定です。
また、ゼロクーポン債(米国債)の償還金も5年間に分けて受け取れるように購入しましたので、この資金も生活費として利用します。
さらに、公的年金を繰上げ受給することを検討しています。
公的年金の控除や税制がどう変わるかはわかりませんが、現時点では早めに受け取る方針です。
公的年金とiDeCoの年金受取の合計所得で社会保険料や税金が決まります。
なので、税金を抑えるために、年金の繰り上げ請求を検討しています。
あと、何時まで生きているかわかりませんし、亡くなってしまっては、公的年金も受け取れなくなってしまう可能性があります。
但し、遺族年金や障害年金などの制度もあり、人によって生活水準も違いますので、皆さんは参考程度に記事を見てください。
新NISAでのお金はどうするの?
今回、改めて、出口戦略を考察したら、新NISAのお金は使わないかもしれない(笑)
そんなことはないでしょうが、使っても70歳以降かなという感じです。
なので、向こう30年ぐらい長期資産形成になる可能性がありますので、
低コストの優良なインデックスファンドで枠を埋めていこうと思います。
出口戦略のポイント
資産運用の出口戦略を考えるうえで重要なのは、以下の点です。
- ライフステージごとの計画:長期的な視点で計画を立てる。
- 柔軟性を持つ:制度変更やライフイベントに対応できる柔軟さを確保。
- 目的に応じた資産運用:インカムゲインを得たいのか、キャピタルゲインを重視するのかを明確化。
おわりに
今回のテーマは「投資の出口戦略」でした。
自分自身のライフプランに合った資産の使い方を考えることは、安心して生活するために欠かせないステップです。
皆さんもぜひ、自分なりの出口戦略を考えてみてください。
それでは、今日も一日気をつけていってらっしゃい!