今年の株価予想に惑わされない投資の心構え
はじめに
おはようございます、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や身近な人たちが教えてくれない「お金の話」を40歳でリタイアした私が発信しています。
今回のテーマは、「今年の株価予想を見て思うこと」です。よろしくお願いします。
株価予想に振り回されない心構え
年始になると、多くの専門家や機関が今年の株価予想を発表しますね。
例えば、S&P500が7000ポイントまで上昇するといった予想を目にする方もいるかもしれません。
ただ、昨年の予想と実際の結果を振り返ってみると、大きなズレがあったことがわかります。
ある金融機関では、昨年の予想では、S&P500の2024年末のターゲットポイントが5200とされていました。
しかし、実際には6000ポイントまで上昇し、その差は約15%もありました。
こういった結果を見ると、株価予想は当てにならないことが明白です。
未来の株価を正確に予測することは誰にもできないのです。
どうぞ、みなさんが普段参考にされている方で、2024年年初に株価予想しているのであれば、過去の記事や動画を見てみてください。
きっと、予想を外している可能性が高いと思います。
過去の予測から学ぶべきこと
市場の動きは予想を大きく裏切ることが多々あります。
例えば、米国では金利利下げが早く始まるという予想が外れたり、予想以上に長く利上げが続いたりすることもありました。
また、アメリカ経済がここまで強い状況になることを予測していた人はほとんどいなかったでしょう。
短期的な株価や経済動向は常に不確実であり、これを基に投資判断をすることは得策ではありません。
未来の株価がどうなるかを気にするよりも、自分の投資方針をブレさせないことが重要です。
コア資産への積み立てを継続する重要性
資産形成の基本であるコア資産については、株価予想に関係なく積み立てを続けることが大切です。
なぜなら、資産形成で使うお金は通常、20年後や15年後などの将来に使うものだからです。
現在の株価が上がろうが下がろうが、長期的な視点での積み立てに影響を与えるべきではありません。
米国株が割高と言われることもありますが、インデックス投資のような幅広い分散投資を選べば、市場の短期的な動きに左右されずに資産を増やしていけます。
特にオールカントリーのような商品は、米国株を中心にしつつも他国にも分散投資ができるのでおすすめです。
サテライト投資で予想を楽しむのもアリ
もちろん、遊び感覚でサテライト投資を楽しむのは自由です。
株価予想や金利動向を参考にしながら、小額で個別株や特定のテーマに投資するのも良いでしょう。
ただし、それはあくまで「遊び」であり、資産形成の柱となるコア資産には影響を与えないようにしましょう。
まとめ
今年の株価予想を見て、短期的な市場動向に振り回されるのではなく、本質的な資産形成に注力しましょう。
未来の株価は誰にも予測できませんが、コア資産への積み立てを続けることで、長期的には確実に資産を増やすことができます。
今年も「ブレない投資方針」で安心して資産形成を進めていきましょう。
それでは、今日も気をつけていってらっしゃい!