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年末に向けて確認!損益通算と損出しの期限について
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はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です!
このブログでは、金融機関や周囲の人が教えてくれない身近なお金の話を発信しています。一人でも多くの人が豊かな生活を送れるように、今日は「損益通算」と「損出し」の期限について詳しくお話しします。
損益通算とは?
年末が近づき、特定口座で源泉徴収ありで株式運用をしている方は「損益通算」の準備を進める時期です。
損益通算とは、利益が出た銘柄の売却益と損失が出た銘柄の売却損を相殺することを指します。
この手続きにより、支払うべき税金を減らすことが可能です。
たとえば、20万円の利益が出ている銘柄と20万円の損失が出ている銘柄がある場合、これを通算することで課税対象額をゼロにできます。
その結果、源泉徴収された税金が約20.315%(約4万円)返還されることになります。
今年の損出し期限を確認
損益通算を活用するには、損失の出た銘柄を年内に売却する必要があります。
2024年の損出し期限は次のとおりです:
- 日本株:12月26日中の取引が最終
- 米国株:日本時間で12月25日午前3時まで
これを過ぎると、翌年の損益通算には使えなくなりますので、注意が必要です。
損出しの注意点
損出しをする際は、以下の点に気をつけてください:
- 再購入のタイミング
長期保有を目的とした銘柄を一度売却して再購入する場合、売却後すぐに買い直すことで損益通算が適用されます。ただし、価格変動に注意しましょう。 - 為替リスク
米国株を取引している場合、為替レートの影響で損益が変動することがあります。ドル建てでは損失でも、円換算では利益になっているケースもあるため、口座の詳細をよく確認してください。
まとめ
年末の損益通算は、税金対策として非常に重要なステップです。
特定口座での取引状況を早めに確認し、期限内に適切な手続きを行いましょう。
日本株は12月26日、米国株は日本時間で12月25日午前3時が損出しの最終期限です。
お手持ちの証券口座や取引記録をしっかり確認して、計画的に進めてください。
今年も残りわずかですが、皆さんの資産運用が良い結果となることを願っています。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!