ロボアドを使わず資産を増やす方法
このチャンネルは、金融機関や周りの人が教えてくれないお金にまつわる話を、40歳でリタイアした私がわかりやすくお届けします。
一人でも多くの方が、お金に困らない人生を送れるよう願っています。
ロボアドとは何か?
ロボアドとは、AIやアルゴリズムを活用して自動で資産運用を行うサービスです。
有名なサービスには、ウェルスナビやTHEO(テオ)などがあります。
これらは、投資初心者にとって便利そうに見えますが、本当に必要なのでしょうか?
ロボアドをおすすめしない理由
ロボアドは、手軽さが最大の魅力ですが、高い手数料が問題です。
たとえば、ポートフォリオの中身は、VTI(全米株式ETF)やVWO(新興国株式ETF)など、個人でも簡単に購入できるETFが中心です。
それにもかかわらず、運用手数料が上乗せされるため、長期的に見て資産形成の効率が下がります。
特に資産形成期には、低コストのインデックスファンドを活用することで、無駄なコストを抑えることが重要です。
資産を増やすための基本戦略
ロボアドを使わずに資産を増やすには、以下の方法を実践しましょう。
1. インデックスファンドを活用する
全世界株式や全米株式、先進国株式に投資する低コストのインデックスファンドを選びましょう。これらは長期的に市場平均のリターンを狙える優れた投資手段です。
2. 資産配分を守る
現金とインデックス投資の比率を明確にし、それを維持することが大切です。たとえば、現金40%、インデックス投資60%の比率を決めたら、定期的にポートフォリオを見直してバランスを調整します。
3. 暴落時に現金を活用する
株価が下落した際には、現金を使って投資を増やします。
これにより、資産を安く買い増すチャンスを活かせます。
資産形成後の運用方法
資産形成が終わった後は、生活費をまかなうために、資産の比率を維持しながら引き出しを行います。
たとえば、株式が好調で比率が増えた場合は、株式部分を一部売却して現金比率を元に戻します。このように比率を意識した運用が、資産を長持ちさせる鍵です。
現金の持ち方にも注意
現金の一部を日本円以外の資産で持つことも検討してください。
円安やインフレの影響を軽減するために、ドル建て資産を取り入れるのも一つの方法です。
まとめ
ロボアドを使わずに資産を増やすには、低コストのインデックスファンドと現金を適切に組み合わせ、資産配分を守ることが重要です。
手数料を節約しながら、自分自身でコントロールする運用が、長期的な成功への道です。