小金持ちへの道

なぜ、投資をしないといけないのか?

こんにちは、40歳でリタイアを果たした鼻つぶれぱぐ男です。

このブログでは、金融機関や周囲の人々が教えてくれない、身近で実用的なお金の話をお届けしています。

今回は、「なぜ投資をしないといけないのか」というテーマでお話しします。

なぜ、投資をしないといけないのか?

結論:日本円の価値が下がっているから

結論から申し上げますと、日本人にとって投資が必要な理由は、日本円の価値が低下しているからです。

これについて詳しく説明していきます。

 物価上昇の現状

最近、買い物に行くと物の値段が上がっていると感じませんか?

実際、日本のCPI(消費者物価指数)は、前年同月比で約3%上昇しています。つまり、去年100万円で買えた商品が、今年は103万円しないと買えないということです。

預金利子率との比較

ここで問題になるのが、預金の利子率です。

日本の一般的な銀行や郵便局で、年利3%の預金はほとんど見当たりません。

つまり、単純に預金として日本円を持っているだけでは、物価上昇に追いつけないのです。

 日本円の価値低下

物価が上昇するということは、裏を返せば日本円の価値が下がっているということです。100万円の預金が1年後も100万円のままだとすると、実質的な購買力は低下しているのです。

 投資の本質:お金を減らさないための行動

多くの人が「投資はお金を増やすもの」と考えがちですが、実はそうではありません。

正しい投資の本質は、「お金を減らさないための行動」なのです。

物価上昇率(現在約3%)以上の利回りを得ることで、はじめてお金の価値を維持できるのです。

投資に対する誤解

日本では「投資はギャンブルだ」という誤解が根強く残っています。

これは、投資の本質を理解せずに、短期的な利益を求めて失敗した経験や、

バブル崩壊時の記憶が影響しているのかもしれません。

しかし、適切に行われる投資は、決してギャンブルではありません。

 適切な投資の選択

3%以上の成長が期待できる資産に投資することが重要です。

例えば、株式投資は長期的には物価上昇率を上回るリターンが期待できる選択肢の一つです。

現在は、低コストの全世界か全米か先進国のインデックス投資が有効です。

ただし、投資にはリスクも伴うため、自身の状況に合わせた適切な投資方法を選ぶ必要があります。

まとめ

投資は、単にお金を増やすためではなく、お金の価値を守るために必要な行動です。

日本円の価値が低下している現状では、適切な投資を行わないと、実質的な資産価値が目減りしてしまいます。

投資を始める際は、以下の点に注意しましょう:

1. 長期的な視点を持つ
2. 分散投資を心がける
3. 自身の知識と経験に応じた投資方法を選ぶ
4. 定期的に投資状況を見直す

投資は難しいものではありません。

正しい知識を身につけ、自分に合った方法で始めることが大切です。

皆さんも、お金の価値を守るための手段として投資を考えてみてはいかがでしょうか。

今日も気をつけてお過ごしください。